かなたはて

とりとめもないこと。

【レビュー】『マンガでわかる構造力学』導入にぴったりのマンガ

原口秀昭、サノマリナ『マンガでわかる構造力学彰国社

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 材料力学の入門書として良い本。マンガで材料力学の基礎を説明している。

  剪断応力や曲げモーメントの考え方をマンガで図示してくれていて、かなりイメージをつかみやすい。式の導出や公式の運用法は他の本で補う必要があるが、材料力学をこれから学ぼうとするときや、曲げモーメントに躓いたときにかなりおすすめ。

 続編に『マンガでわかる環境工学』が出版されているが、材料力学の話は扱っておらず、部屋のレイアウトや伝熱工学が解説されていた。ストーリー自体は続編になっていて、登場人物のその後も描かれている。