かなたはて

とりとめもないこと。

高圧ガス製造保安責任者甲種の勉強記録【2】

 2021年のゴールデンウィークから甲化検定までにやったことのまとめ。

  

 

 

ゴールデンウィークにやったこと

 学識、保安の検定過去問を5年分、とりあえず1周した。本当は2周したかったし、よくわかる計算問題も解きたかった。でも、実際にできたのは過去問1周だけだった。

 その他、過去5年で出てきた分からない用語を拾っていった。でも、これは全く無駄で、講習会で重要と言われたところを中心に勉強していった方がよかった。

 

ゴールデンウィーク後にやったこと

 ゴールデンウィーク後は基本的に土日しか勉強できなかった。平日は用語の確認とか、保安で間違ったところの確認とかしかできなかった。

 ゴールデンウィーク後1週間ほどたったころ、1ヶ月で高圧ガスの全範囲を網羅するのは不可能なことに気付き始めた。講師の言うこともそうだけど、不安だからほぼ網羅しておこうと考えたのがミスだった。初動をミスったことに気付いて絶望感に苛まれた。

 それでもやるしかないので、講習会で重要と言われたところを中心に、過去問とよくわかる計算問題をコツコツ解いた。平日3日も消費して講習会に参加したのに、この体たらくかと思うと吐きそうだった。

 

検定直前

 2週間前くらいから、よく覚えられない所をノートにまとめ出した。この頃は、高圧ガスの勉強なんてしたくなくて、別の分野の勉強したい気持ちでいっぱいだった。

 高圧ガスの出題範囲全てを網羅しようという気持ちはなくて、講師がマークしてといった部分を中心にひたすら問題を反復した。検定2日前、あとは直前に見直せば準備完了という段階に持って行けた。

 ここまででやったことは、保安管理5年分を5周くらい、学識は重要箇所と言われた部分の過去問3周、同部分のテキスト例題1周。その他は、よくわかる計算問題の検定類題のみを1周した。それと学識、保安管理共に、講習会の配布プリントを3周くらい読んだ。テキストは色とりどりのマーカーだらけになった。マーキングに計画性はなかった。

 前日、前々日はそれまでやったことの復習に専念した。特に、講習会のプリントはもう一度きちんと読み直した。読み落としていた重要箇所が2か所くらいあって、この段階で見落としに気付けてラッキーな気分になった。

 

検定直後の感想

 学識は全て解いたので、計算ミスや勘違いがなければ合格している感触。保安は2択まで絞り込めたけど、分からない問題が6問ほどあった。

 なので、保安のせいで検定不合格というピエロ染みたことになるのか......と、かなり憂鬱だった。

 というのは、講習会で「検定は皆さん殆ど学識が原因で落ちます。」と言われていたから。「保安は90%ほどできているのに、学識は20%ほどの出来です。だから、皆さん学識に特に力を入れてください。」と何度も講師が言っていた。

 実際、検定当日も、学識は最後まで残っている人が多かったのに、保安は途中で抜けていく人が多く、みんな学識の方に苦戦していたみたいだった。自分の場合、両方とも最後の方まで残っていたが、学識より保安の方に大分苦戦した。結局、保安は5回くらい見直しして、3分前くらいに諦めて退出した。

 

自己採点とその後

 検定翌日、保安管理の解答が発表された。自己採点したところ保安は8割方取れていた。学識でポカミスしていなければ検定合格見込み。ピエロにならなくて良かった。

 検定終了後から高圧ガスには一切触っていない。法令の国試は9月から対策を始める予定。せっかく検定に受かったので、この調子で国試にも受かりたい。

 

追記

 2021/8/16にKHKのHPで確認したところ合格していた。

 合格証書ではなく講習会修了書が届いたので、検定試験合格で講習会修了という形式らしい。