かなたはて

とりとめもないこと。

【独学】甲種危険物取扱者 合格体験記【勉強法】

 甲種危険物取扱者を受験する際に、何を使ったか、どう勉強したのかを記載。資格を取得する際は、腕試しで乙4類を受けた後、本命の甲種を受験した。両方とも一回で合格。

 

 

 

使った参考書

 この資格自体は数年前に合格している。そのため、参考書の感想も最新の版に関するものではなく、その当時の版の感想。現在の版とは使い勝手が違うかもしれない。

 

甲種編

わかりやすい!甲種危険物取扱者試験

 

 甲種危険物取扱者のテキスト。過去問を元にした例題もあって演習も出来る。語呂合わせもあった。ちょっと覚えにくいものもあったので、ゴロは自分なりにアレンジして暗記に使った。

 

本試験形式!甲種危険物取扱者 模擬テスト

 

 上記のテキストの模擬テスト版。テキストを終えてから演習不足と考えて購入した。無駄だったとは思わないが、言い回しや難易度が本番と微妙に異なっていた印象がある。

 

甲種危険物取扱者試験 公論出版

 

 公論出版の過去問。自分が受験した時は甲種対応の本書は出版されていなかった。しかし、乙4類ヴァージョンの出来を見るに、この甲種版もオススメできると思う。市販で唯一、過去問が載っている本。

 

乙4類編

乙種4類危険物取扱者試験 公論出版

 

 公論出版の過去問。危険物は試験問題の持ち帰りは禁止されている。にもかかわらず、この参考書には過去問そのものが載っている。どうやって作っているのだろうか。ともあれ、演習にはぴったりの本。オススメ。各単元の初めに簡単な暗記事項のまとめがあり、その後、過去問の演習にページが割かれている。

 

ユーキャンの乙種第4類危険物取扱者 速習レッスン

 

 甲種の前に乙4を受験した際に購入。テキストがあった方が良いかと思って買ったが、あまり使わなかった。こういう暗記物で、かつ過去問の類題が出る試験では、テキストよりも過去問を回した方が効率よさそう。

 

勉強法

 まず、甲種の腕試しとして乙4類を受験した。これは一発合格。このとき公論出版の過去問をメインで使った。ユーキャンの『速習レッスン』もたまに読んだが、過去問演習だけで十分だと思う。

 甲種を受験した際は、まず『わかりやすい!甲種危険物取扱者試験』を何周かして演習問題も解いた。ただ、それだけだと演習不足に感じて、同著者の模擬テストも買った。模擬テストは全部で3周位したが、本番と言葉遣いが違っていて、難易度が簡単すぎたり、難しすぎたりする問題が散見された。演習が無駄だったわけではないが、要らないような気がする。今だと公論出版の過去問が出ているので、それだけ買って何度も演習を繰り返すと良いと思う。

 

感想

 甲種の「法令」は乙4類と同じくらいの難易度だった。一方、甲種の「物理および化学」は、乙4類より難しく、センター化学と同じかそれより少し簡単な感じだった。不安だったり、難しく感じる人はセンター化学の参考書をやると良いと思う。「性質、消火法」は、乙4類より問われる内容に深みはないが、出題範囲(出題物質)がかなり広くなっていてちょっと大変だった。

 甲種と乙種を1回ずつ受けた結果、危険物取扱者試験は過去問をしっかりやれば大丈夫な試験という印象を受けた。公害防止管理者とは違って良心的な試験。

 公害防止の不満は以下の記事。

 

achiranagih94.hatenablog.com

 

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