剛体の力学には工業力学の本が良いのかもしれない
初等力学の中でも剛体の力学が苦手。なのに理学部向けの本は、本腰を入れて剛体の力学を説いていないくて、どちらかというと解析力学の前座としての初等力学を解説している。だからそういった本を読んでも、車が走る時の挙動とか、ロボットの動き方とか、現実の物体の動きをモデル化するのは難しい。
そういう状況でいろいろと本を探してみると、どうも機械系の一分野である工業力学が剛体の力学をメインに解説していることが分かった*1。この記事では剛体の力学を学ぶために読んでみた工業力学の本を紹介する。
*1:機械力学と呼称される場合もあるようだが、機械力学というと振動工学を指す場合もあるので、本記事では工業力学と呼ぶことにする。
何処まで勉強すればいいか、あるいは畑違いの勉強について
学問や技術について、どこまで知識を身に付けると良いのか分からない。
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